今日は,湧水町で開催されたシンポジウム「近代化遺産全国一斉公開2006 in 湧水町」に参加しました。(秋晴れの下オープンのロードースターで往復,快適!)
湧水町には,明治36年鉄道が開通しましたが開業以来100年を経て鉄道敷地に右画像のようなレンガアーチ橋が14橋現役で残っているそうです。
で,「汽笛一声新橋・・・」の鉄道唱歌が作られたのが明治33年でその時は九州は八代まで。その後明治42年に鹿児島まで開通した同じ年に九州線唱歌が作られ鹿児島まで唱歌も延びたそうです。
吉松,栗野,嘉例川,国分,加治木・・・,唱歌に歌われているとは。(昭和2年に八代~川内~鹿児島が開通,こちらが鹿児島本線となり八代~人吉~吉松~隼人は肥薩線となりました。)
日本の発展を支えたこのような近代化遺産の存在と功績を広く発信し,また,ゴミの焼却灰で造ったレンガを活かし,今後100年残るようなまちづくりを進めようというものでした。
歴史と自然,環境を考え地域が活性化し後世に残すまちづくり,具体的に何から進めるか,考えさせる有意義なシンポジウムでした。